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コラム

膝に違和感や痛みを抱えている方に多い「膝下O脚」とは?

身体を整えるパーソナルトレーニングを提供する大阪・京橋のコンディショニングスタジオCompathです。

 

体組成計などで有名なオムロンによるインターネット調査によると、40代でも42.8%が日常生活で膝痛を感じており、60代、70代では約2人に1人が膝痛を感じているというデータがあります。

 

このように膝痛は腰痛や肩こりといった不調に並ぶ健康問題の一つとして、有病率が高いものとなっています。

 

膝痛は変形性膝関節症や関節リウマチなどの診断名がつくものもあれば診断名のつかないものまで、程度や痛み方はそれぞれですが、診断名がつかないような膝の痛みや違和感に関して、個人的によく見受けられるなと感じるのが、いわゆる「膝下O脚」といった関節のポジション不良で、下腿過外旋症候群とも言います。

 

今回はこの膝下O脚がどういった状態か、自身はそれに当てはまるのかを見ていきましょう。

 

 

膝下O脚(下腿過外旋症候群)とは

膝下O脚(下腿過外旋症候群)とは、太ももの骨(大腿骨)に対して、ひざ下のすねの骨(脛骨)が外にねじれているような状態です。立って両脚を揃えた際には太ももの隙間はないけども、脛の間が広がっているような形になる傾向があります(こちらのコラムも参考に)。

 

膝関節は曲げる・伸ばすという運動を主に行う関節ですが、わずかに捻る(回旋)運動が含まれます。

 

膝を曲げる動作の際はわずかにすねの骨が内側にひねる(内旋)という運動が、膝を伸ばす動作の際にはわずかにすねの骨が外側にひねる(外旋)という運動が生じます。

 

膝下O脚の状態になることにより、この回旋という運動が制限されます。それによって膝関節に違和感や痛みを感じたり、膝周囲の筋肉にストレスがかかり、痛みが生じたりする場合があります。

 

膝下O脚かをチェックしてみよう

少し難しいですが、骨の位置関係をチェックしてみます。

 

1)リラックスした状態で長座姿勢で座ってみます。

2)膝のお皿(膝蓋骨)を探します。

3)膝のお皿下端から指3本分ほど下がったところあたりで、指1本分ぐらいの骨が隆起しているところ(脛骨粗面)を探します。

4)膝のお皿の真ん中(ポイントA)と脛の骨の隆起(ポイントB)のそれぞれに指を置いてみます。

 

結果を確認してみましょう。

 

AとBの左右のズレが指1本以内:正常

AとBの左右のズレが指2本未満:軽度外旋

AとBの左右のズレが指2本以上:過外旋

 

 

まとめ

ご自身の膝の状態はいかがでしたか?

 

膝は私たちが二足方向をするうえで大切な関節ですが、姿勢や足、股関節・骨盤体などの様々な問題による影響を受けやすい関節でもあると思います。

 

膝下O脚(下腿過外旋)だから、必ず膝に痛みなどが生じるというわけではありませんが、一つのリスク要因としてとらえていただければと思います。

 

<引用>

・40代から70代の男女6,000人に聞いた人生100年時代におけるシニアの健康に関する意識と実態
調査結果概要

https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/201909090586/_prw_PA1fl_dV1II2lr.pdf

 


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