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コラム

筋肉がこわばっていて押さえると痛い!それは筋のコンディション異常!

身体を整えるパーソナルトレーニングを提供する京橋のコンディショニングスタジオCompathです。

 

肩の筋肉を指で押さえると痛い、腰の筋肉を指圧されると痛い、フォームローラーを内ももに当てていると痛いなど。

 

なんだかここの筋肉を押さえると痛いなと感じたことはありませんか?

 

もちろん腰痛などを抱えていると腰まわりの筋肉がこわばっている可能性が高く、このような押したときの痛みを感じることは多いかもしれません。しかし、腰痛や肩こりといった自覚するような症状などはなくとも、その部位を押さえられたら痛いということはよくあります。

 

これは筋肉のコンディション異常であり、ある意味筋からのメッセージです。この異変を見落とさないように筋のコンディションについてご紹介します。

 

 

筋を押さえると痛いのはどんな状態?

 

 

筋を押さえて痛いということは筋がこわばっている状態、つまり過緊張を起こしている状態と言えます。

 

一般的に「凝っている」と言われる状態ですね。

 

筋は通常何もしていなければリラックスしている状態となっており、収縮をしていないため低緊張な状態です。一方で、過緊張を起こしている筋では持続的に不随意に収縮が生じている状態となります。

 

洗濯ロープで例えると、洗濯ロープを適度に張った状態で設置して洗濯物をかけた場合、洗濯ロープは洗濯物の重みで沈むようにたわみます。一方で洗濯ロープをこれでもかとピンっと張った状態で設置した場合は、洗濯ロープの沈み込みによるたわみは抑えられます。

 

これはつまり、適度な緊張であれば外から押されるような外力が加わっても、そのものの柔軟性によって外力に対する抵抗は少ないですが、過緊張の状態であれば外力に対しての抵抗力も強くなります。

 

これが押したときに感じる「凝り」の正体だと考えられます。

 

そして、過緊張の筋では血流の低下が同時に起こっている状態であり、この血流の低下は筋の組織の低酸素状態や代謝産物の蓄積を招き、これによる痛みの感じやすさ(疼痛閾値)の変化をもたらし、結果として押すと痛いという状態となります。

 

 

なぜ筋が過緊張に陥ってしまうのか?

 

筋疲労の蓄積、自律神経の乱れなどが主な原因として考えられます。そしてこれらによって上記に挙げたようないわゆる負のスパイラルに陥ることで筋のコンディションが崩れて過緊張状態を引き起こしやすくなります。

 

具体的な例を挙げると、長時間同じ姿勢をとるという行為は筋疲労の蓄積を招きます。

 

代表的なものがデスクワークですね。一日何時間も椅子に座った状態でパソコンに向かい続けると、基本的に姿勢を保持する体幹部の筋が疲労してきます。

 

そうすると、筋ではなく構造に頼った姿勢、いわゆる猫背の状態に頼りがちになります。この猫背姿勢は筋肉ではなく、脊柱付近の靭帯などに頼っているため体幹部の筋にとっては楽なのですが、頭部が前方に位置するため、頭部を支える筋が疲労してきます。

 

また、このような同じ姿勢を長時間保つことにより、循環不全も生じるため負のスパイラルにい陥りやすい状態となります。

 

 

 

筋のコンディションを適正に保つためのポイント

 

大きくは以下の3つがポイントになるかと思います。

 

1)筋のコンディションを整える

 

なんとなく腰が張っているなという状態から急なぎっくり腰のように、筋のコンディションが崩れたまま放置しておくと無症状の状態(未病ともいいます)から何らかの身体の不調が出現してしまう可能性があります。

 

そうなる前に崩れてしまった筋のコンディションを整えることによって負のスパイラルに陥ることを防ぐことができます。

 

2)身体の筋力強化や身体の使い方を整える

 

単純に姿勢を保持する筋力の低下や、誤った身体の使い方や姿勢をしていることも筋のコンディションを崩す要因となります。

 

また、筋のコンディションが崩れたまま筋力をつけようとトレーニングを行ってしまうとケガなどの原因となりかねないため、先ずは筋のコンディションを整え、関節の可動性を確保した上で、身体の使い方のトレーニングから行っていく必要があります。

 

 

3)生活面での要因を排除する

 

日常で筋疲労が蓄積する要因や自律神経が乱れる要因を排除することも解決方法になります。しかし、排除しきれないものもあるのも事実なので可能な範囲でということになります。

 

上記の例でも挙げた長時間のデスクワークであれば、1時間に1回は立ち上がって少し歩くなど工夫することができます。最近はスマートウォッチでお知らせしてくれるといった機能もあるようです。

 

まとめ

 

私たちは動くことで身体の筋が適切に働き、筋のコンディションは維持されます。

 

しかし、現代は様々な便利なものができており、身体を動かす機会が減り、仕事やコミュニケーションも座って画面越しに行うことが増えています。

 

このような状況は筋のコンディションを崩しやすいと言えるでしょう。

 

この時代の流れは変わることはないでしょうから、今後私たちは今以上に意識的に身体を動かす時間が必要となってくるのではないでしょうか。

 

自身の身体へ時間を割き、コンディショニングによって自身の身体を磨き上げていきましょう。

 


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