身体を整えるパーソナルトレーニングを提供する京橋のコンディショニングスタジオCompathです。

今のあなたは健康ですか？

WHOの定義によると「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」とされています。

身体の状態は健康である状態と健康でない状態、単にどちらかというように二極化ができるようなものではなく、そこにはグラデーションがあると考えることができます。

何か具体的な診断名がつく病気のような状態ではない、しかし、実際に不調があり健康であるとも言えない。

このような健康である状態と健康でない状態の間にあるような状態を「未病」というように捉えることができます。

病気ではない未病とはどんな状態？

上記に挙げたように診断名がつくような疾病にまでは至らないものの軽い症状などがある状態を未病と言います。白か黒かとはっきり分けることができない言わばグレーゾーンのようなものです。

具体的な例を挙げていくと、以下のようなものが未病と言えるかもしれません。

〇受診しても原因がはっきりしなかったが、常に腰がだるい感じがある

〇睡眠時間はしっかりとれているのに、朝起きたらなんとなく身体がだるい

〇普段は気にならないが、旅行などで長時間歩くと膝が痛くなる

上記の全て何か疾病というまではいきませんが、何らかしらの身体の不調を感じているような状態です。もし、これらを放置してしまった場合にはどのようなケースが考えられるでしょうか？

〇受診しても原因がはっきりしなかったが、常に腰がだるい感じがある

⇒突然ぎっくり腰（急性腰痛症）になり、１週間ほど動けなくなってしまった

〇睡眠時間はしっかりとれているが、朝起きたらなんとなく身体がだるい

⇒倦怠感に加え立ち眩みがするようになり、起立性調整障害と診断された

〇普段は気にならないが、旅行などで長時間歩くと膝が痛くなる

⇒普段の生活でも膝が痛むようになり、受診してみると変形性膝関節症と診断された

このように未病の状態から悪化するとグレーゾーンだったのが黒っぽくなってしまった状態、すなわち疾病のほうへ近づいた結果、上記のようなケースに至る可能性も考えられます。

未病をコントロールするためにコンディショニング

未病の状態というのは、少なくとも健康ではない状態と言えます。

このグレーゾーンの状態を黒色に近づかないようにコントロールし、できる限り白色の状態、すなわち健康な状態へと近づけることがとても大切です。

身体の不調は未病のサインでもあります。そのサインを見逃さず、早期に対応することで予防できることがあると思います。

そのためのアプローチとして有効なのが「運動」「栄養」「睡眠」の3つを軸としたコンディショニングです。これらは相互に関連しており、どれかのピースが欠けてもいけません。すべてを包括的にアプローチするコンディショニングが身体の不調の解消への糸口だと考えています。

まとめ

人は健康な状態であれば、自分の身体の健康状態にあまり関心を示さないものだと思います。

何らかの不調や痛み、動かしにくさ、体重の変化など感じたときにはじめて自身の身体の健康状態に関心を示します。そして、そこは既に未病（グレーゾーン）の状態かもしれません。

自身の身体の健康状態に関心を示した際に、まぁめんどくさいからいいかと放置するか、危機感を持って行動に移すかどうかでその人のその後の健康状態は大きく左右されるのではないでしょうか？

歳を重ねるごとに不調などは多くなっていきがちですが、適切なアプローチによって健康な状態を維持することは不可能ではありません。

何か身体の不調などでお困りのことがあればぜひCompathへご相談ください。

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