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コラム

深くしゃがみこめない!その原因は足首が硬いだけじゃないかも?

京橋にあるパーソナルコンディショニングジムCompathの辻です。

 

早速ですが、この一週間を振り返ってみてください。

 

あなたは「しゃがみこむ」という動作を何回行いましたか?

 

0回なんて人もいれば、何回しゃがんだかなんていちいち数えていないよという人まで、回答は人によって様々だと思います。

 

このしゃがみこむ頻度はその人の生活に準じると思います。

 

例えば、昔ながらの畳を敷いた部屋で円卓などを囲んで食事をしたり、床に布団を敷いて寝たりしている人は必然的にしゃがみこむ+立ち上がる動作が多くなります(サザ〇さん家がイメージしやすいかと)。

 

逆に椅子やソファに座り、脚の長いテーブルで食卓を囲み、ベッドで寝る生活をしている人はあまりしゃがみこむ機会がないと思います。

 

その影響か、最近はしゃがむことができない子どもも増えているとか。それは大人も然り。

 

 

しゃがみこむ動作=フルスクワット

見てる分には簡単そうな動作ですが、意外とできない人が多かったりします。しゃがみ込んだ際に無意識につま先立ちになるという人もちらほら見かける印象です。

 

しゃがみこむ動作というのは、フルスクワットというエクササイズと同様の動作になります。

これは両足で立った状態から、股関節、膝関節、足関節を曲げながら重心を落としていくような動作になります。

 

つまり、しゃがみこめないという人は、立った状態から、股関節、膝関節、足関節を曲げて重心を落とせないということになります。ここから問題点を抽出すると以下のようになります。

 

1)股関節が十分に曲げられない

2)膝関節が十分に曲げられない

3)足関節が十分に曲げられない

4)重心を落とすことができない

 

全ての条件がそろったときに深くしゃがみこむという動作が可能になります。

 

 

なぜしゃがみこめないのか?

これは上記に挙げた1)~4)の問題点のどれか、もしくは複数が問題の原因になっている可能性が考えられます。

ではそれぞれ簡単なチェック方法をご紹介しますので、一度チェックしてみてください。

 

Check1:股関節が十分に曲げられない

 

仰向けになった状態で、膝裏を両手で抱きかかえるようにします。

 

・太ももを胸部に十分に引きつけられる⇒×

⇒Check2へ

 

・太ももを胸部に引きつけにくい/引きつけられない⇒〇

⇒股関節周囲の筋肉が硬いなど、股関節の可動性が不十分なことが考えられます。

 

Check2:膝関節が十分に曲げられない

 

床に正座で座ります(つま先を立ててもOk)。

 

・お尻がかかとにつく⇒×

⇒Check3へ

 

・お尻がかかとにつかない/正座ができない⇒〇

⇒膝関節周囲の筋肉が硬いなど、膝関節の可動性が不十分なことが考えられます。

 

Check3:足首が十分に曲げられない

 

かかとに雑誌など(週刊少年ジャンプのような厚みのあるもの)を敷いてしゃがみこむ。

 

・雑誌があってもなくても変わらない⇒×

⇒check4へ

 

・雑誌があったらしゃがみやすい、しゃがみこめる⇒〇

⇒足関節周囲の筋肉が硬いなど、足関節の可動性に問題があると考えられます。

 

Check4:重心を落とすことができない

 

手すりなどにつかまりながらしゃがみこみ、両手を放します。

 

・しゃがみこんだ姿勢を保てる⇒〇

⇒しゃがみこむことはできているので、立った状態からそこへ至るまでの身体の動かし方に問題があると考えられます。

 

・しゃがみこんだ姿勢を保てない⇒その他

⇒腹囲や大腿の周径、骨格などが影響していると考えられます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

同じようにしゃがみこめない人であっても、Check2でひっかかる人がいれば、Check3でひっかかる人もいます。同じしゃがみこめないという問題であっても、その原因となっている場所が違うということです。

 

今回はしゃがみこむ動作をテーマにお話ししましたが、何かが上手くできない、やりにくい、頑張っているけど成果が出ない、このように何か問題があるとき、それを分析して、チェックを行い、問題の原因となっていることを明らかにすることが大切です。

 

そうすることで問題の原因に合ったアプローチを行うことができ、問題の解消につながりやすくなります。

体験でもこのような問題の原因についても解説させていただきますので、気になる方はぜひ一度ご体験ください


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